こんにちは!
この記事では、物理学科を首席で卒業した私、ゴンゴンが、物理を学ぶ学生に向けて線形代数のおすすめ参考書を紹介します(^^)
専門は素粒子論で、現在は大学院で研究をしています
- 物理を学ぶために、線形代数のおすすめの参考書を知りたい
- 大学数学・大学物理は難しいと言われるけど、試験を乗り切れるか不安、、、
という方の参考になれば幸いです!
線形代数のおすすめ参考書
線型代数【一冊だけ買うならこれで決まり!】
この本の良い点は、
- 内容が豊富で辞書的に使える
- 図が多い
- 量子力学など将来的に学ぶ内容にも触れている
です。
400ページ以上あるので分厚いですが、その分内容が豊富です!
線形代数の講義で習う、行列式、はきだし法、線形写像、固有値・固有ベクトル、対角化などの概念をきちんとカバーしていて、勉強用だけでなく、辞書的にも使えます。
また、図が多いので、具体的なイメージを持ちやすく、自分で手を動かしながら理解を深めていけると思います。
そして、
量子力学への入門まで載っています!!
「線形代数なんて勉強して物理で何か役に立つの??」と疑問をもつ学生におすすめです!
学部2,3年生になっても長くお世話になる参考書ですね(^^)
線形代数キャンパス・ゼミ 【定期試験を乗り越えたい人向け!】
この本の良い点は、
- 計算ができるようになる
- 説明が丁寧すぎるほど詳しい
です。
逆行列を求めたり、具体的な計算ができるようになるので定期試験対策におすすめです!
マセマの参考書に共通ですが、説明がめちゃくちゃ詳しいです(^^)
独学でも線形代数の基礎をマスターできます。
やさしい本なので、計算のやり方を忘れた以外で、学年が上がって重宝するという類いの本ではないです。
この本で定期試験を乗り越えましょう!
線型代数学 【少し数学書寄りの本がほしい方向け!】
この本の良い点は、
- 薄いが、必要な内容が網羅されている
- 定義、定理、証明、という数学書っぽい書き方
- 演習問題の答えが詳しい
です。
1つ目に紹介した長谷川浩司著 線型代数の内容を要約して、薄くまとめたような本です!
定義、定理、証明、といった流れで書かれており、数学書っぽいところがあります。
数学科が読むほど堅い本は苦手だけど、物理学科向けの本は定義がふわふわしていて読みにくい!!
と思う学生におすすめです(^^)
また、演習問題の解答が詳しいので、独学にもおすすめです。
この本を読破できれば、線形代数の知識は十分でしょう(^^)
まとめ
- 線型代数 長谷川浩司著:一冊だけ買うならこれ!
- 線形代数キャンパス・ゼミ 馬場敬之著:定期試験対策ならこれ!
- 線型代数学 齋藤正彦著:数学書に近い書き方が好みならこれ!
線形代数は物理を学ぶ上で非常に重要な科目です!
しっかり身につけましょう(^^)
それでは!